※2019年7月追記:当記事は、旧モデルについて書かれた記事です。現行のアーロンチェアはモデルチェンジに伴い、値段も上がっています。参考までに。
※2024年5月追記:11年使った感想を書きました。
目次
アーロンチェアのメリット5つ
1. 疲労度が圧倒的に少ない
僕は仕事の関係で、普段少なくとも一日12時間は椅子に座っている。
以前は1万円程度のオフィスチェアに座っていたが、買って3ヶ月もしないうちに座面はヘタってしまった。一日中座っていると、お尻も痛くなってくるし、明らかな肉体的疲労を感じた。
アーロンチェアに乗り換えたときの感動は凄まじかった。まるで宙に浮いているかのような体の軽さを感じたし、何時間座ってもいっこうに疲れない。おかげで長時間作業をすることが可能になり、健康を損なうことなく、ここ3年仕事を続けることができている。
2. 品質が圧倒的に高い
座面や背もたれは体にぴったりフィットし、この上なく快適な座り心地。材質はメッシュなので通気性がよく夏場でも快適。アームレストは好きな高さに無段階調整できるしリクライニングやキャスターの動きもスムーズ。
オフィスチェアとしての基本的な機能は、さすがに文句なしのクオリティだといえる。3年ほど使い続けているが、劣化した部分は見当たらないし、座り心地も新品の頃と変わらない。
3. 前傾チルト機能が付いている
アーロンチェアで重要なのが、この前傾チルト機能だと僕は思っている。
リラックスしてネットサーフィンをするなら後傾姿勢でよいが、仕事モードのときには前傾のほうが集中できる。作曲家なら鍵盤を弾くときに前傾の方がいいし、イラストレーターの人なども前傾姿勢のほうが作業しやすいと思う。
多くのオフィスチェアはPC作業を想定していて、後傾姿勢になることが多い。前傾姿勢で作業できるのは、アーロンチェアの魅力の一つだろう。
仕事中は前傾チルトをONにして、リクライニングを固くし(つまみで調整できる)、常に前傾状態で作業を行う。くつろぎたいときは、前傾ロックを解除して後傾姿勢で座るのがオススメだ。
ちなみに、この前傾チルト機能は廉価版のアーロンチェアライトにはついていない。個人的には必須の機能だと考えているので、もしライト版の購入を考えている人がいたら、注意して検討したほうがよいと思う。
4. 12年保証
アーロンチェアを買う決め手となったのが、12年保証という、驚くべき保証期間の長さだ。他のメーカのオフィスチェアだと、ここまで長い保証期間が付いているものは無い。
アーロンチェアは高価だが、12年間使うことを考えれば、1年あたりのコストは極端に高額ではない。快適な座り心地が得られることを考えると、仕事で長時間使う人にとっては、コストパフォーマンスが高いと思う。
※ガスシリンダー部分は2年保証なので注意。
注意!必ず正規代理店で買うこと
正規代理店で買わないと、12年保証が受けられない。
品質保証の条件
- ハーマンミラージャパンの正規販売代理店から直接購入された製品(新品)であり、かつ利用されているご購入者ご本人からのご要望であること。
保証期間の長さはアーロンチェアの大きなメリットなので、必ず正規代理店で購入しよう。直営店の一覧は、ハーマンミラーの公式サイトで紹介されている。
正規代理店の中には楽天にもショップを展開しているところがあるので、そういうところで買ってポイントを貯めるのが一番お得(僕は楽天スーパーセールの時期を狙って、ポイント10倍で買った)。
5. 有名なクリエイターが使っている
中田ヤスタカ氏を始め、著名な音楽クリエイターでアーロンチェアに座っている人は多い。レコーディングスタジオのエンジニアも、たいていアーロンチェアを使っている。
他にも、医者、実業家など、社会的に成功している人がアーロンチェアに座っているのをよく見かける。
アーロンチェアに座ると、一流になった気分だけでも味わうことができる。こういった気分の高揚感が仕事の能率につながる場合も多いので、所有欲というのは意外にも大事なポイントだ。
アーロンチェアについてのTips
ユニクロの靴下がアームカバーに使える
ユニクロの「ベリーショートソックス(メンズ用、25~27cm)」がアーロンチェアのアームレストのカバーとして利用できる。
装着するときは少しだけキツいが、伸びるので問題ない。無地の物を選べば違和感なくアームカバーとして使える。安いので定期的に買い替えることができ、お財布にも優しい。
追記:アーロンチェアがモデルチェンジ
2017年、アーロンチェアが「リマスタード」と銘打ってモデルチェンジした。基本的な仕様はそのままに、細かい部分が改善されているようだ。
個人的には「肘掛けをもう少し短くしたい」と感じることもあるので、アームの前後調整機能があって羨ましいなと思う。
追記:11年使った感想
※2024年5月8日:追記
この記事を初めて書いてから7年以上経った。アーロンチェアを使い始めてから、気づけば11年以上経過したことになる。
アーロンチェアには今でも座り続けている。1日10時間以上座っているが、いっこうにヘタる様子もなく、座り心地は購入当時のままだ。相変わらず、僕の毎日のデスクワークを支えてくれている。
座面のメッシュも依然としてハリを保っている。アーロンチェアと接するスウェットのお尻はすり減り、何度か買い替えている。一方でアーロンチェアの座面のほうは、いたってピンピンしている。本当に良くできた椅子なのだなぁ……と、改めて感心させられてしまう。
12年と長い保証が付いている椅子本体とは異なり、2年保証のガスシリンダー部分がどうなるかは当初気がかりだった。しかし、ガスシリンダー部分に問題は発生していない。椅子の高さを変える機会が少ないからかもしれない。
この11年間、一度も保証に頼ることなく、アーロンチェアを使い続けることができている。ちなみに、筆者の健康も問題ない。もちろん体質との兼ね合いもあるだろうが、腰痛を感じたことは一度もない。