歌ものポップスの制作で役に立つ、おすすめのソフトシンセ・ソフト音源16選

※2019年9月14日:記事をアップデート

広い意味で「歌ものポップス」の制作を想定している。生音系の曲はもちろん、ロックやダンス寄りの曲でも対応可能だ。

僕が実際に音楽制作でよく使っているソフトシンセやソフト音源で、おすすめできるものを紹介していく。

※ギターはやはり生録音がベストなので、割愛する。

メーカー名: 製品名」という書き方で紹介します。

ドラム編

FXpansion: BFD

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リアルなドラムを目指すならこれ。大容量音源なのでサンプルの質感が非常に生々しい。ロードに少し時間がかかるが、HDDでも問題なく使えるレベル。拡張音源も揃えるとよい(オススメはPlatinum Sampleシリーズ)。

XLN Audio: Addictive Drums

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ドラム音源のベストセラー、Addictive Drums。生ドラムよりも少しデフォルメ気味で、元気が良い音なのが特徴。容量も小さく、動作が軽いのに出音が良い。ある程度ピーク処理がされているので、ミックスが苦手な人でも使いやすいはず。

Native Instruments: Battery

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ドラム用のサンプラー。KOMPLETEに収録されている。NIの製品の中ではKontaktやMassiveに比べて影が薄いかもしれないが、ダンス系の打ち込みドラムを鳴らすための必需品だ。プロの愛用者も多い。

付属のサンプルもそこそこ使えるが、サンプラーなので自前のサンプルを読み込んで使うのが本来の使い方(VengeanceやSample Magicのサンプルパックがおすすめ)。

Spectrasonics: Stylus RMX

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ループのリズムを鳴らすソフト。ブレイクビーツがたくさん収録されている。メインのリズムの裏で鳴らして使うことが多いが、サンプルの質が高いので、メインのリズムとして使うのもよい。

タンバリン、シェイカーなど、生系パーカッションのループも入っているため、ポップスのアレンジでは非常に重宝する。

ベース編

Spectrasonics: Trilian

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エレキベース、ウッドベース、シンセベース、いずれも収録されている。サンプルも高品質で使い勝手も良い。ベース音源のファーストチョイスはこれだろう。重いのでSSDに入れて使いたいところ。

※詳細記事を書きました 

Scarbee: Jay-Bass

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Scarbeeのベースは、Trilianよりもスライドの自由度が高いのが特徴。指弾きとスラップを切り替えられるので、ファンク的な曲には打ってつけ。

この音源は、Native Instrumentsが取り扱っている。KOMPLETE ULTIMATEにも収録されている。

ピアノ/エレピ編

Synthogy: Ivory

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「スタジオで録音した生のグランドピアノの代替品」としてはやはりIvoryがベストだと感じている。
大容量音源なので、SSDに入れて使うことを強くおすすめする。

Spectrasonics: Keyscape

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エレピ音源はKeyscapeが最高だ。ローズ、ウーリッツァー、DX7系、どれも即戦力。

こちらも容量が大きいので、サンプルはSSDに置いておきたい。

シンセ編

Spectrasonics: Omnisphere

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膨大な数のプリセットが含まれたモンスターシンセ。シンセ系の音色なら、これ一つであらゆる音色を網羅できる。とはいえ、前身のAtmosphereからの流れもあってか、やはり良質なシンセパッドが数多く入っているのが魅力。

国産のハードシンセほどではないものの、プリセットは即戦力の音が多く、ソフトシンセとは思えないような使い勝手の良さを誇る。

この音源も、ロード時間の短縮のためにSSDに入れて使いたい。

Native Instruments: Massive

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KOMPLETEに収録されている。EDM等で使われるような派手なシンセベースを作るのには必須。リード、ベース向け。

LennarDigital: Sylenth1

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出音が非常に良く、音楽的で心地よい。こちらもEDMでは定番。プラックやリード、パッド等の上モノパートに向いている。

※詳細記事を書きました 

Arturia: Mini V, Prophet V

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それぞれMinimoogとProphet-5を再現している。Arturiaは他にもアナログシンセのシミュレートをしたソフトを出しているが、この2つが使いやすいだろう。Mini Vはリードやベース、Prophetはパッドやシーケンスでよく使う。

マルチ音源編

Steinberg: HALion(HALion Sonic)

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使いやすい音が揃っている。初代HALion Sonicの頃は音色不足が気になったが、現在のHALion 6(HALion Sonic 3)では音色の数もだいぶ増えて、非常な強力なマルチ音源になった。ロードも速く、Steinberg製品らしい安定動作も魅力。ソフトのマルチ音源の中では、最もオススメできる製品だ。

なお、HALion 6を買えばHALion Sonic 3も付属してくる。HALion6のほうが上位互換にあたるので、HALion 6を買ってしまえばOK。※細かいエディットをしない人なら、HALion Sonic 3の方で問題ない。

Native Instruments: Kontakt

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正確にはサンプラーだが、このカテゴリで紹介する。ソフトサンプラーをリリースしているメーカーはいくつかあるが、デファクトスタンダードになっているのが、NIのKontaktだ。

Kontaktエンジンで鳴らすサードパーティの音源も多いので、ぜひ持っておくべきだろう。もちろんサンプラーとしても使うことができる。付属音源もそこそこ高品質で、ひと通りの楽器は網羅している。オーケストラ音色には、VSLの簡易版がついている。

ストリングス編

Vienna Symphonic Library: Chamber Strings

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生の弦の代用として申し分ない音源は、残念ながら存在しない。ポップスでは立ち上がりの速さや音抜けの良さが大事なので、ViennaのChamber Stringsがベストだと僕は考えている。

実際に生の弦を録るときも、ポップスでは6型(6422)が多いので、この音源を使えば人数感のイメージもしやすい。

ディビジが出来ない、1stと2ndが分かれていない、ベロシティレイヤーの切り替わるポイントで音が急激に変わるなど、課題も多い。Viennaエンジンが非常に優秀なので、上手くエディットして使っている。

比較対象はLA Scoring Stringsあたりだろう。こちらもクオリティが高いが、エンジンの使い勝手の良さとピッチの正確さを優先し、僕はViennaを使っている。

※詳細記事を書きました

Vienna Chamber Strings

ブラス編

Sample Modeling / Audio Modeling: The Trumpet, The Trombone, The Saxophones

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金管楽器はいろいろ試したが、Sample Modelingシリーズが最も良い。

物理モデリング音源なので、エクスプレッションの値に応じて音色が変わってくれるのが魅力的。実際の管楽器はダイナミックレンジが非常に大きいため、従来の音源では音量変化にともなう音質変化を再現するのが難しかったが、Sample Modelingならリアルなブラスを作ることができる。

音色はドライなので残響は自分で足していくことになる。良いリバーブが欲しいところ。