今さらだけど、Nintendo Switchを購入したのでレビューしてみます。
目次
Switchの良いところ2つ
1. 3つのプレイスタイルで遊べる
Nintehdo Switchは、大きく分けると、3つのプレイスタイルで遊ぶことができる。
- TVモード:Switch本体をドックにセットし、ドックからHDMIケーブルでテレビに接続して遊ぶモード。
- 携帯モード:Switch本体の両脇にコントローラー(Joy-Con)を装着し、携帯ゲーム機のようにして遊ぶモード。
- タブレットモード:Switch本体をテーブルの上に立てて置き、Joy-Conを無線コントローラーとして利用して遊ぶモード。
2. 質の高いソフトがたくさん揃っている
Nintendo Switchでは次のような人気作品を遊ぶことが可能だ。
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- スーパーマリオ オデッセイ
- スプラトゥーン2
- マリオカート8 デラックス
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
特に、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はゲーム史に名を残すほどの、優れた作品。ゲーム好きの人なら、ぜひプレイしておきたい一作だ。
Switchのイマイチなところ3つ
1. 拡張機能に乏しい
Switchには、
- USBメモリが使えない
- Bluetoothキーボードが使えない
といった弱点がある。そのため、
- スクショしたゲーム画像をPCに取り込んだり
- スクショした画像をTwitterでシェアするときにコメントを入力したり
するのが少し面倒。
Sony PlayStation 4(PS4)ではどちらも可能であることを考えると、Switchは少し拡張性に乏しい印象がある。
2. 無料でセーブデータのバックアップができない
PS4のソフトであれば、ゲームのセーブデータをUSBメモリにバックアップしておくことが可能。USBメモリからはパソコンにセーブデータを移せる。つまり、PS4ならセーブデータのバックアップは事実上無料でできる。
一方で、Nintendo Switchのソフトのセーブデータは、外部ストレージにバックアップすることはできない。万が一本体が故障してセーブが飛んだり、本体を紛失したら、ゲームが最初からやり直しになる。今どきのゲームでこれはないでしょ……と思ってしまうほどのマイナスポイント。
対策方法は、Nintendo Switch Onlineという月額課金サービスに加入し、「セーブデータお預かり」機能を利用すること。しかし、費用が月額306円もかかってしまう(年間プランだと2,400円)。その他のサブスク系サービスに比べれば安価とはいえ、無料でバックアップが許可されていないのは残念。
(参考)セーブデータお預かり|Nintendo Switch Online|Nintendo Switch|任天堂
3. コントローラー周りの課題点が多い@TVモード
Nintendo SwitchをTVモード中心で遊ぶ人にとっては、コントローラー周りに色々と課題点が生じてくる。結論としては、Switch本体を買うだけでは、これまでの据え置きの任天堂ハード(SFC、N64等)と同等の、優れた操作感を得ることはできない。
TVモードで遊ぶ場合、次の2択を迫られることになる。
- 追加で数千円を支払って、別売りのProコントローラーを購入する
- 多少の面倒には目をつぶりつつ、付属のJoy-Conを使う
Switchのコントローラー周りの課題点を、3つ挙げてみたい。
3-1. Joy-Conの操作性が物足りない
「携帯モード」と称して、携帯ゲーム機であるかのように使うこともできるSwitch。その都合上、コントローラーのボタンやスティックは小さめだ。PS4等のコントローラーと比べると、やはり操作性には物足りなさを感じてしまう。
※据え置きゲーム機であるPS4のコントローラーと、準携帯ゲーム機のSwitchのコントローラーを比べるのは、フェアな比較では無いかもしれないけど。
3-2. Joy-Conは気軽に充電できない
SwitchをTVモードで使う場合、Joy-Conを「Joy-Conグリップ」という台座に取り付けて、1台の両手持ちコントローラーとして使うことになる。
しかし、このJoy-Conグリップには、Joy-Conを充電するための端子が搭載されていない。Joy-Conを充電するためには、
- Joy-ConをJoy-Conグリップから取り外す
- 取り外したJoy-Conを、Switch本体の両脇に取り付ける
- Switch本体をドックに差し込んで充電する
- 充電が完了したら、Joy-ConをSwitchの両脇から取り外し、Joy-Conグリップに再度取り付ける
というプロセスが必要となってしまう。これは思った以上に面倒くさい。
なお、「Joy-Con充電グリップ」という、ケーブルを挿せばそのまま充電ができるタイプの台座も公式に販売されている。しかし、なぜこれを付属品にしてくれなかったのか……と思わずにはいられない。
3-3. 別売のProコントローラーは安くない
「Nintendo Switch Proコントローラー」(プロコン)という、別売の純正コントローラーも発売されている。プロコンは操作性が良く、Switchを快適に遊ぶための必須アイテムだ。
だけどプロコンは、気軽に導入しづらいのもまた事実。理由は2つ。
- 価格が少し高い(ソフトが1本買えちゃう)。
- 左スティックの消耗により、スティックが削れて粉が出るという報告がある。※耐久性の低さが取り沙汰されることも多い製品だ。
プロコンはとにかく操作しやすくて快適なので、これが付属していればどんなに良かっただろう……と思わずにはいられない。
オススメの遊び方:プロコンを買ってTVモードで遊ぼう
僕のオススメは、少し予算の上乗せが必要だが、Switch本体と合わせてProコントローラー(プロコン)を購入し、TVモードで遊ぶというスタイルだ。
僕もはじめはSwitchを携帯ゲーム機だと割り切り、常に携帯モードで遊ぶというスタイルで遊んでいた。だけど、携帯モードで遊ぶことで生まれる、3つの課題点に悩まされてしまった。
- Switch本体のバッテリーの減りが早いため、充電の頻度が増えてしまう。
- Joy-Conの操作性がそれほど高くない。
- 快適な体勢でプレイするのが思ったよりも難しい。
- スタンドに置くと → 両手の位置が固定されてしまう
- 両手で持つと → 両腕が疲れる
プロコンを導入してTVモードで遊べば、これらの悩みは全て解消される。
※プロコンの詳細は別の記事でレビューしている。
【レビュー】Nintendo Switch Proコントローラーは快適にゲームを楽しむための必須アイテムです
開封の儀
赤い外箱に入って、Switchが届いた。
フタを開くと、Joy-Con(左)とSwitch本体(右)のお出まし。
その下には、HDMIケーブルや、TVモードで使うためのドックが収納されている。
付属品一覧。左から順に、ドック・Joy-Conグリップ・Joy-Conストラップ2個、アダプター・HDMIケーブルだ。
Switch本体は、両手で持てるコンパクトサイズ。スティックは100円玉よりも少し小さいくらいの大きさだ。
Switchを格納するドックも、Switch本体同様に小さい。従来の据え置きハードと比べると、だいぶコンパクト。時代の流れを感じる。
Joy-ConグリップにJoy-Conを装着するとこのような状態になる。
メモ:Nintendo Switchのソフトを安く買う方法
「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」というサービスを使うことで、2本のソフトを9,980円で入手することが出来る。※つまり1本あたり4,990円。
このサービスを利用するためには、Nintendo Switch Onlineの有料プランへの加入が必要だ。ただし、たった306円で加入できるので、ソフトを購入するタイミングで、1ヶ月だけ加入してしまえばいいだろう。通常価格でソフトを購入することを考えれば、十分元は取れる。
カタログ対象には、次のような面白い/高く評価されているソフトもたくさん含まれている(2022年1月調べ)。
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- スーパーマリオ オデッセイ
- スプラトゥーン2
- マリオカート8 デラックス
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
このラインナップの豊富さは、ハード発売から4年という月日が経ち、ソフトが成熟してきたというのが大きいのかもしれない。遅ればせながらSwitchを買うような新参ユーザーに対しても、このように良いソフトを安く入手できるサービスが用意されているのはありがたいことだ。
僕はこの「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」の存在を知って、今からでも十分Switchを買う価値はあるな、という想いが俄然強くなった。
(参考)2本でお得 ニンテンドーカタログチケット | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
キャンペーンがあればもっと安く買える
なお、たまに開催されているニンテンドープリペイドのキャンペーンと併用すれば、もっと安くソフトを入手できる。
- セブンイレブンに行って、ニンテンドープリペイドカードを9,000円分購入する。
- 帰宅して、キャンペーンに参加し、1,000円分のオマケをもらう。
- プリペイド残高1万円で、「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」を購入する。
- チケットを消費し、ソフト2本と引き換える。
- ソフト1本が4,500円で手に入ったことになる。
タイミングが合えば、上手にこういうキャンペーンを上手く使うのがいい。
(参考)9,000円券購入で1,000円分がプレゼント! ニンテンドープリペイドカードキャンペーンが本日12月20日よりスタート - GAME Watch
おわりに
最近、家で過ごす時間が増えてきたよ、という人もいるかもしれない。おうち時間のお供に、Switchは良いおもちゃとなってくれるはずだ。